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手話サークルに対する指針(三重版)

  • 手話サークルに対する指針
    全通研三重支部さん(2011年度~三重県手話通訳問題研究会に改称)・県サ連さんと協議を重ね、また当協会理事会および評議員会の審議後、県サ連総会で発表・制定しました。

カテゴリー「ニュース」の325件の記事

2021/04/20

4回目の「緊急警戒宣言」

変異株患者や重症者の急増を受け、
今日から5月5日まで三重県独自の措置強化であり、
第4波の波を高く長くしないように宣言された。
詳細については、下記PDFを参照されたい。
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000950092.pdf
====
来月から6月にかけて各地において
三重とこわか大会のリハーサル大会を控えており、
無事に開催されますように...。
21042001

2021/04/07

スマホで遠隔手話通訳 県がコロナ疑いに対応/三重

昨日、毎日新聞朝刊に掲載されたので、紹介します。
https://mainichi.jp/articles/20210406/ddl/k24/040/177000c
202104071051520001_20210408070401

2021/03/18

聴覚障害はねのけ医師に 尾鷲総合病院の今川さん、今月退任 新天地で専門医資格取得へ 三重

今日付け伊勢新聞の記事を紹介します。
引用先 https://www.isenp.co.jp/2021/03/18/57405/
【尾鷲】先天性の聴覚障害がありながらも、三重県の尾鷲市立尾鷲総合病院で内科医として働く今川竜二さん(34)が、今月いっぱいで同病院での勤務を終える。今後は、岩手県の病院で勤務しながら、総合診療科の専門医資格の取得を目指す。「医師は天職」と話す今川さん。強い信念を持ち目標に向かって常に努力を続ける。
岡山県出身。小学1年のときに、手塚治虫の漫画「ブラックジャック」を読んだことが医師を目指すきっかけとなった。「難しい病魔にも諦めないで立ち向かう姿がかっこいいと思った」と振り返る。
今川さんが中学生のころは「耳が聞こえない者には医師免許を与えない」とする医師法の壁があった。もともと勉強は好きで、医師になれないのなら教師を目指そうと努力を続け、高校は県内でもトップクラスの進学校に進んだ。
転機が訪れたのは高校生のとき。新聞で医師法が改正されたことを知り、改めて医師を目指すことを決意。教師からは「リスクを犯してまで医学部を受けない方がいい」と止められたというが、今川さんは粘り強く医学部受験を訴え、筑波大学に合格した。
東京都や青森県の病院での勤務を経て尾鷲総合病院に着任したのは平成29年10月。同僚との会話や診察は、相手の口元を見て言葉を読み取る読唇術や筆談を用いている。新型コロナウイルス感染症の影響でマスクの着用が求められるようになり、現在は音声を文字に変換するスマートフォンのアプリを使って診察をしている。
今川さんが働きやすいように、病院も工夫してくれたという。医師の指示で救急救命士らが医療行為の一部をする「特定行為」は、今川さんが電話で指示ができないため、尾鷲総合病院の小藪助成病院長らと医師指示事項などが書かれた、特定行為指示要請書を作成。今川さんが丸を付けた内容を看護師が電話で救命士に伝えるようにした。「病院長は、できないことでも、どのようにすればできるようになるかを一緒に考えていこうと前向きな言葉や行動を示してくれた」と感謝している。
後の目標に聴覚障害者の健康寿命を延ばすことを掲げる。今川さんがこれまで出会った聴覚障害者の中には「いつ呼ばれるか分からない」「病院に行っても話せない」などの理由で長年、健康診断に行っていない人も少なくないという。「病院に行けなければ病気を見つけることも難しいし、治療することもできない。聴覚障害があっても病院に行ったり、健康診断を受けたりできるよう医療アクセスの面をもっと良くしていきたい」と話す。
「壁にぶつかっても諦めず、乗り越えていくことが大切」と話す今川さん。穏やかな表情から強い信念が伝わってきた。
====
三重だけにとどまらず、
彼の姿を多くの方に知ってもらい、
彼のような聞こえない医師が増えてくることを願ってやまない...。
感動と夢をありがとうございました。

2021/03/16

三重県から

遠隔手話通訳サービスの提供を開始します
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0324000096.htm
昨日から始まったといい、
従来の同行通訳を行う場合と同様、
休日、時間外も利用できます。とあるものの、
場合によっては利用時間または確保等のバリアがあるかも知れない。
また、ろう高齢者が使いこなせるかどうかですが、
フォローしておかないとね...。

2021/03/15

NHK NEWS WEBから

3月12日付け三重 NEWS WEBから引用させていただきます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20210312/3070005140.html

遠隔手話で聴覚障害者の受診支援

新型コロナウイルスへの感染が疑われる聴覚障害者が診察を受けるのを支援するため、三重県は週明け15日からリモートでの手話通訳を始めます。
三重県の市や町では聴覚障害者が医療機関で診察などを受ける際、手話通訳者の付き添いが無料で受けられます。
ところが新型コロナウイルスの感染が広がる中、聴覚障害者からは「自分の感染が疑われる場合は利用をしにくい」とする意見が多く寄せられるようになったということで、三重県はスマートフォンやタブレット端末を活用しリモートで手話通訳を行うサービスの提供を始めることになりました。
サービスが始まるのは週明け15日からでこれまで通り無料です。
聴覚障害者は、市や町の窓口への申し込みで津市の県聴覚障害者支援センターとつながり、手話通訳者のサービスを受けられるということです。
====
ようやく今日からです!!

2021/03/08

緊急警戒宣言

3月7日までをもって終了、
県民の皆さんにおかれましては、
・医療機関の負荷を軽減し、
 ワクチン接種を円滑に進めるために
・家族の、友人の、自分の命を守るために
リバウンドを阻止していきましょう!!
Photo_20210308064901

2021/02/24

東京新聞から

今日の東京新聞ウェブサイトから引用させていただきます。
「障害ある人も「支える側」に立てる社会に 大会ボランティア、的確なサポートのあり方探る<東京パラ大会 開幕まで半年>」
1年延期された東京パラリンピックは24日、8月の開幕まで半年となった。五輪も含め東京大会では障害のある人もボランティアに参加する試みが進むが、活動時にそれぞれの障害に合った適切な配慮やサポートが受けられない心配もある。開催自体が揺れる中、支えられる側とされがちな障害者が誰かを支える姿を見てもらうための努力が続く。その先の社会のあり方を見据えて。(神谷円香)
以下の記事は下記URLにてお読みくださいね。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/87716?rct=national

2021/02/17

「教育について語りたい」 今井絵理子議員が目指す障がい者教育・聴覚障がいの秘書と考える国会の100%バリアフリー

聴覚特別支援学校の先生はみんな手話が使えると思っていませんか?
https://www.fnn.jp/articles/-/141624?display=full
去る2月9日のFNNプライムオンラインに掲載されたので、
下記に引用させていただきます。

参議院議員の今井絵理子さんは、聴覚障がいのある長男を育ててきた。「教育について語りたい」という今井さんに、障がい者教育のこれからと国会のバリアフリーについて聞いた。

「子どもに音の世界を知ってもらいたい」
――今井さんは聴覚に障がいのあるご長男を育ててきた中で(※) 様々な困難があったかと思います。
今井氏:
息子が聞こえないということを知ったのは生後3日目のことでした。「どうして私の子が」…障がいのある子どもを育てるほとんどのお母さんが経験する大きなショックを受けました。しかし、落ち込んでばかりもいられません。補聴器、人工内耳、口話法(口の動きを読み、発音を訓練する方法)に手話…。この時、私は聴覚障がいに関する知識や情報をほとんど持っていませんでした。
(※)今井礼夢さん(16)先天性難聴という障がいを抱えながら中学を卒業後、2020年12月にプロレスラーとしてデビュー。

――健常の親にとっては、すべて一から学ばなければいけませんね。
今井氏:
聞こえない子どもの親の約9割は聞こえる親です。ですから、親には「子どもの声を聞きたい」「子どもに音の世界を知ってもらいたい」という気持ちがあります。私も例外ではなく、音声言語を獲得して欲しいと言う気持ちから、口話法を習得するための施設に3年間通いました。
しかし、後に息子の耳に人工内耳(※)が適用できないことがわかり、手話言語の獲得を目指すことになりました。今振り返れば、あの時に十分な知識や情報をもとに選択できる環境が整っていれば、もっと安心できただろうなと思います。
(※)聴覚障がい者の内耳の蝸牛に電極を接触させて聴覚を補助する機器

特別支援学校が大きなハードルになる
――ご長男は何歳から学校に行き始めたのですか?
今井氏:
3歳の時にろう学校の幼稚部を訪れたのが最初です。そこで手話と出会いました。聞こえないお友達とコミュニケーションを重ねることで、手話はどんどん上達していきました。手話言語の獲得により、息子と意思疎通ができるようになったことは大きな光でした。小学生になると、いよいよ学校では勉強が始まります。これは聞こえない子どもにとってとても大きなハードルです。

――小学生になることが大きなハードルなのですか?
今井氏:
皆さん、聴覚特別支援学校の先生はみんな手話が使えると思っていませんか?私は専門的な知識を持った先生がいると思っていました。でも、現状は必ずしもそうではありませんでした。先生と満足にコミュニケーションを取れない児童生徒は、当然ながら授業も理解できないことになります。もちろん先生の負担も相当なものとなります。自腹で休日に手話サークルに通ったり、DVDを購入して勉強されたり、頭が下がる思いです。

先生に手話のスキルがあるとは限らない。
――先生たちは手話通訳士の資格を持っているわけではないのですか?
今井氏:
そうですね、ろう学校の先生が必ずしも手話のスキルを備えているとは限りません。この背景には、日本のろう学校では手話の使用を禁止されてきた歴史があります。聴覚障がい者が健常者と同じように音声言語で生活できることを目標に口話を用いてきたのです。
しかし、時代は変わり、国際的な条約や日本の法律でも手話は言語であるという記載がなされ、手話言語でのコミュニケーションを受け入れられるようになりました。ただ残念ながら、手話スキルを備えた先生を育成するシステムが整備されておらず、教育現場が社会の変化に追いついていないというのが現状です。

――専門性のある先生が少ないと、子どもにとっても厳しい環境となりますね。
今井氏:
東京都の特別支援学校の先生は、少なくとも6年に1回程度異動があるそうです。例えばろう学校で勤務したのち、異なる障がいの学校に配属されるというケースもよくあります。だからスペシャリストが育たないのです。

学校現場を救うため教員免許法改正を
――特別支援学校の先生になるには、特別な免許が必要ですね。
今井氏:
本来なら特別支援学校の先生は教員免許に加えて5つの障がい種に応じた特別支援学校の免許(視覚、聴覚、知的、肢体、病弱)が必要なのですが、必ずしも専門の障がい種の学校に配属されているわけではありません。実際、聴覚障がいの免許状保有率は57.3%にとどまり、半数近くは専門外の先生ということになります。

――こうした制度は変えていく必要がありますね。
今井氏:
先ほども述べましたが、子どもたちは苦労するし先生たちの負担も大きい。解決のためには、教員免許のあり方など国のシステムを根幹から見直す必要があります。今、教育職員免許法の附則によって、特別支援学校の免許がなくても“当分の間”は教壇に立つことができることになっています。私は期間を定めて段階的・戦略的に専門人材を育成し、将来的にこの附則を削除することが必要だと考えています。
聴覚障がいの秘書と職場環境を改善

――学校教育を終えると社会に出ていくことになりますが、日本の障がい者雇用は広がっていると感じますか?
今井氏:
企業が障がい者を雇用していこうという流れはとてもいいと思います。ただ、雇用しても受け入れ態勢や職場環境が整っていないところもまだ多いですね。
私は2021年1月から聴覚障がいのある方に秘書をやってもらっています。事務所では彼の座り位置を出入り口が視角に入りやすい配置にしたり、ほかの秘書と音声文字変換アプリを使ってコミュニケーションをとっています。大事なことは、当時者と話し合いながら職場環境を改善していくことですね。遠隔手話サービスの導入も検討しています。

――コロナ禍においては、障がい者の雇用環境も厳しさを増していますね。
今井氏:
2020年11月の参院本会議でも訴えましたが、2020年4月から9月の半年間で障がい者の解雇は約40%増加しています。中でも知的障がい者の解雇は80%も増加しています。

現在はハローワークを通じて障がい者の雇用に対する助成等の制度がありますが、当事者の希望する職種とのマッチングがうまくいかなかったり、この制度を使わずに障がい者を雇用している事業者との不公平など、課題はあります。これらの課題を解消し、障がい者雇用をさらに促進し、障がい者の社会参加が一層広がるように頑張っていきたいです。

――ありがとうございました。
インタビュー後記:
参議院では本会議場にスロープができたり手話通訳が導入されるなど、バリアフリー化が進められている。しかし、今井さんは「今後は100%バリアフリーを目指しています」という。
障がい者との共生社会を実現するためにも、まずは政治家自らが実践する姿勢を示す。今井さんのチャレンジは今後ますます加速するはずだ。

2021/02/08

進むオンライン化 聴覚障害のある人とのやり取り 大切なことは

2月3日のNHK WEB NEWSを紹介します。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210203/k10012846461000.html
 ※下記に引用させていただきます。

新型コロナウイルスの感染拡大で普及が進んだオンラインでのコミュニケーションについて耳に障害のある人はどう感じているのか。社団法人の調査で聴覚障害者の7割がメリットがあると回答した一方、不便を感じたと回答した人も同じ程度に上ることが分かりました。
調査は先月、社団法人の「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」がインターネットを通じて行い、聴覚障害のある10代から70代の会社員と学生合わせて111人から回答を得ました。
職場や学校などで普及が進んだオンラインでの会議や授業について尋ねていて、このうちよかったことがあるかという質問には68%が「ある」と回答しました。
具体的には大きな負担だった移動の必要がなくなったことやチャットなどの文字情報が増えたこと、マイクに向かってしっかり話す人が増えたことなどが挙げられていました。
一方で、オンラインのやり取りに不便を感じたことがあるかという質問でも「ある」と回答した人が72%に上りました。
アンケートの自由回答では、カメラをオフにしたまま話す人が多く口元や表情が見えず会話を理解しにくいとか、マスクをしている人の話はオンラインだと特に聞き取りにくい、話に入るタイミングが分からないといった記載が見られました。
調査を行った「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」の志村真介理事は「社会のオンライン化が進んだことで聴覚障害がある人にとっても利便性が高まる一方で、やり取りをする際にはさらなる工夫が必要な現状も浮き彫りになっている。障害がある人も参加しやすい会議や授業の在り方について職場や学校でもう一度考えてほしい」と話しています。
「コミュニケーションの方法 劇的に変わった」その一方で
調査を行った社団法人で働く聴覚障害のある松森果林さんも去年以降、企業とオンラインで打ち合わせをすることが増えました。
松森さんは障害の有無や国籍に関係なく誰もが利用しやすい「ユニバーサルデザイン」について企業へのアドバイスを行っていて、オンライン会議のメリットを感じています。
チャットや音声を認識して文字化するアプリなどの開発が進んだほか、理解がある企業では事前に手話通訳者を手配してくれるところもあり、会議に参加しやすくなったということです。
松森さんは「オンラインの普及でコミュニケーションの方法が劇的に変わってきている」と話しています。
一方で、チャットやアプリを使った文字のやり取りだけでは十分なコミュニケーションが取れず、「疎外感」を抱きやすいともいいます。
会議では自分の顔が写らないようカメラをオフにする人も多くいますが、聴覚に障害がある人にとって大切な情報となる相手の表情が見えないためストレスを感じてしまうということです。
また、チャットで会議の内容を理解してもどのタイミングで話し出せばよいか、会話の切れ目が分かりにくく、発言のタイミングをはかるのが難しく感じるということです。
松森さんは「会議が白熱するとどうしても聴覚に障害がある人は忘れられがちになってしまう。まずは障害がある人にどうすればコミュニケーションしやすいか希望を聞くことが大切だ。そのうえで、誰もができるちょっとした工夫をきょうからでも実践してほしい。それは障害がある人だけでなく誰にとっても利用しやすいコミュニケーションにつながると思う」と話しています。

オンライン会議の5つのポイント
この社団法人が聴覚障害者とともに考えたオンライン会議の5つのポイントです。
1 カメラはオン
まずは自分の顔が写るようにパソコンなどのカメラをオンにすることです。カメラをオフにしたまま顔を出さずに発言しがちですが、聴覚障害者にとって相手の表情は大切な情報です。音声を文字化するアプリを利用していても、顔が見えないと雰囲気やニュアンスが分からず、不安を感じてしまいます。
2 表情を意識して
2つ目は表情を意識することです。たとえば、売り上げを話題にする際、よい話の時は笑顔で、悪い話の時は困った表情を少し意識してみてください。会議がいまどんな雰囲気になっているか誰もが理解しやすくなります。口元を見て会話を理解する聴覚障害者もいるため、感染のリスクがないことを確認したうえでマスクを外せる場合は外してください。
3 突然話し出さないで
3つ目、いきなり話し出すことはしないでください。発言するときは挙手して進行役に指名されてからにしてください。チャットに書き込んでから話し出すのも配慮に満ちた方法です。
4 誰が話しているか明確に
4つ目は誰が話しているかを明確にすることです。特に複数で話している時、議論が白熱すると誰が何を話しているか分かりにくくなります。オンラインの会議では1人ずつ発言することを心がけてください。
5 身ぶり手ぶりを
5つ目は身ぶりや手ぶりを交えて話すことです。多少大げさにするくらいがちょうどいいといいます。同意する発言の際は画面に向かって手でマルを見せたり、反対ならバツを作ったりするだけで、はるかに分かりやすくなるということです。

2021/02/04

今日の朝日新聞から

バスツアーでお伊勢参り、オンラインで 赤福もみんなで
引用先 https://www.asahi.com/articles/ASP236RY4P22ONFB00Q.html
「安全のためシートベルトの着用をお願いします」。聴覚障害者向けに伊勢神宮内宮前のおかげ横丁を紹介するバスツアーが1日にあった。コロナ禍で県境をまたぐ移動もしづらい今、リアルではなく、オンラインでの開催。現地からの中継を結び、参加者はパソコンやタブレットを通じて伊勢の雰囲気を楽しんだ。
 バリアフリー観光を推進する三重県の事業で、オンラインバスツアーに取り組んできた琴平バス(香川県)が「運行」。県内外の聴覚障害者ら15人がテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って参加した。
 伊勢地域には毎月1日、早起きして神宮にお参りする「朔日(ついたち)参り」という習慣がある。ツアーは朔日参りに合わせて開かれる朝市の様子や、和菓子老舗の赤福が限定販売する「朔日餅」の買い方を案内。「『赤福』はこう手話で表します」。普段、手話で伊勢神宮の内宮や外宮を案内するボランティアグループ「いせてらす手話ガイド」のメンバー2人がおかげ横丁から中継し、朝の伊勢神宮近辺の様子を伝えた。画面には字幕が付き、県聴覚障害者支援センターが同時に手話通訳も実施した。
 ツアーは画面をただ眺めるだけではない。参加者の手元には事前に赤福餅や伊勢うどんが送られた。「今から10分休憩するので、その間に伊勢うどんを準備して下さいね」とツアープランナーが呼びかけた。休憩後には全員がうどんを食べながらスクリーンショットで「記念撮影」をするという仕掛けも盛り込まれた。
 ツアーを担当した琴平バスは昨年5月からオンラインのバスツアーを始めた。コロナ禍でリアルなツアーが難しい中、「おうち時間」を楽しんでもらおうという考えだ。琴平バスにとって、リアルで行う朔日餅の購入ツアーは主力商品の一つだった。オンラインで、さらに聴覚障害者向けのツアーという初めての試みを終えた楠木泰二朗社長(43)は「オンラインツアーは始まったばかりで、まだまだ可能性がある。将来の誘客にもつなげたい」と話す。
 参加者の多くからは実際に食べた伊勢うどんが好評だった。オンラインという新たな旅行の形だが、参加者の一人は「本当に観光した気分になった。リアルでも行ってみたくなった」と笑顔だった。(甲斐江里子)
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