“耳の不自由なメジャーリーガー”が生んだ野球のジェスチャー
11月7日11:30サンスポCOMから引用。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181107/mlb18110711300001-n1.html
今年小学校に入学し、すぐに少年野球チームに入った次男が、図書館で絵本を借りてきた。4学年上の長男も興味を示した本の題名は『耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ』。米国人のナンシー・チャーニン氏著で、日本語訳版は光村教育図書が2016年に出版している。
1862年にオハイオ州の農場で生まれ、幼少期に髄膜炎にかかって聴力を失ったウィリアムが、苦難を乗り越えてメジャー選手に。盗塁王や、通算2044安打を記録するほどのスターになる-という伝記だ。
そこには野球に関する、ある“起源”があった。審判が右手を挙げれば「ストライク」や「アウト」、両腕を広げれば「セーフ」といった、現在では当たり前のジェスチャーは、彼の行動がきっかけだったという。
1880年頃、審判は声のみで判定を告げていた。マイナーでプロ選手となっていたウィリアムはある打席で、3球ともボールと思って次の投球を待った。しかし審判は3球ともストライクと判定し、三振をコール。彼には聞こえていなかった。バッターボックスを離れない滑稽な姿に、投手や観客は大笑いした。
そこで、つらい思いをしたウィリアムは「ストライクは右手を挙げる」というように絵と説明文を書き、審判に要望。これに審判が賛同し、広まったという。遠くから見ても分かりやすいジェスチャーはウィリアム本人だけでなく、審判の声が届かなかった観客にも喜ばれた。ともに諸説あるが、ベンチから作戦を伝えるサインも、彼が考えて仲間に伝えたのが始まりといわれている。
今季プロ野球で導入された「リクエスト」制度では、検証から戻った審判が口を結んで「アウト」「セーフ」とジェスチャーをする姿が何度も注目された。そこに音声はなくても理解できた。
監督が「リクエスト」を求めるたび、この絵本のことを思い出す。「たとえ困難があっても、自分の努力と工夫で道は切りひらけるんだよ-」。子供たちの心にも、思いが刻まれていてほしい。
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かなり有名な話であり、久しぶりに読ませていただいた。
とっても興味深い記事ですね。
球審に向けて両手で四角く囲むプロ野球の監督も
ジェスチャーを使っていますねぇ。
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