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2017/10/11

名張市、端末で手話対応…11月開始

今日も讀賣新聞に掲載されたので、紹介するね。
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自宅でやりとり可能に
 
名張市は、聴覚障害者向けにタブレット端末を使った手話通訳サービスを始めると発表した。市役所などに行かなくても、自分のスマートフォンなどの画面に市の手話通訳者を呼び出し、担当課の職員とやりとりできる仕組み。11月1日から試験運用し、使い勝手などを検証後、来年4月1日の本格運用を目指す。市によると、同様のサービス導入は県内では初めて。
 
同市は今年6月、全障害者が容易に意思疎通できる「手話その他コミュニケーション条例」を制定しており、今回のサービスはその実践の一つ。
 
市によると、市内には約300人の聴覚障害者がいるが、▽市役所に電話でうまく問い合わせができない▽市の担当者とメールやファクスでは意思疎通がうまくいかない▽市役所の窓口で担当者と筆談すると、時間がかかったり、伝わりにくかったりする――などの声があったため、手話通訳用のタブレット端末を備えることにした。
 
市障害福祉室にタブレット端末1台を置き、同室に常駐する市の手話通訳者・善田真美さん(45)が操作を担当。市の端末と、聴覚障害者が利用しているスマホやタブレット端末にテレビ電話機能を備えたアプリ「スカイプ」や「LINE(ライン)」などを組み込み、画面を見ながら対話できるようにする。
 
例えば、聴覚障害者が自宅からがん検診の予約や確定申告の日時や持参品など市の業務について問い合わせたい場合、市の端末にアクセスすると、手元のスマホなどの画面越しに善田さんが手話で対応。善田さんは端末を持って担当者がいる部署まで移動して内容を伝え、聞き取った内容を手話で聴覚障害者に伝える。
 
また、聴覚障害者が市の施設に出向き、会議室の利用を申し込む場合などでも、聴覚障害者が市の端末につないで手話で希望を伝え、善田さんが担当職員に“伝言”することなどを想定している。
 
同市西田原出身の会社役員森下和美さん(81)(大阪府八尾市)から昨年12月、市に「福祉に役立ててほしい」と500万円の寄付があり、市はその一部を今回のサービス導入に充てた。
 
4日、市役所でこの端末が披露され、立ち会った森下さんは「有意義に使ってもらい、大変ありがたい」と喜んでいた。
 
11月から始まる同サービスの利用時間は、平日午前8時半~正午、午後1時~5時。問い合わせは市障害福祉室(0595・63・7591、ファクス0595・63・4629、メールはchokaku@city.nabari.mie.jp)。

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