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2017-07-12

成立された様子が動画で…

今日も名張市ネタですみません。
先日お知らせした名張市ホームページを覗いたら
いつのまにか動画(下の画像は動画から)が公開されていた。
http://www.city.nabari.lg.jp/s080/060/1020/20170630092358.html
なんと字幕付き、3つの手話ミニ教室もあり。
当協会から常務理事と事務局長の2人が真剣に手話している姿も…。
※WMV(ウィンドウズ・メディア・ビデオ)動画につき、
  主にWindowsパソコンなら視聴可能。

0712

さて、昨日の続きですが、今日付け毎日新聞は下記のとおり。
 
伝えて支えて
名張市コミュニケーション条例/2 要約筆記奉仕員 書く手助け、社会参加後押し/三重
 
毎日新聞2017年7月12日付け地方版
 名張市の手書き要約筆記サークル「カワン」代表の常木春枝さん(68)は昨秋、忘れられない言葉をもらった。月1回、古典サークルの勉強会に参加するため、要約筆記を利用する市内の聴覚障害者、山本篤子さん(84)が「この支援がなければ、私の老後は暗くて寂しいものだっただろう。元気でいられるのは皆さんのお陰」と言ってくれた。長年の苦労が報われた瞬間だった。
 2人の出会いは21年前。ある会合で話を聞き取れずにいた山本さんに常木さんが気付き、手帳に書いて教えてあげた。薬の副作用で難聴になった山本さんに「手助けできるよう努力する」と約束し、その年に設立したのがカワンだ。
 常木さんが要約筆記を始めたのは23年前。大阪で手話サークルの代表をしていたが、手話を学びに来た難聴者に指導しようにも相手が聞き取れず、書いて教えることに。手話を使えない難聴者や中途失聴者に対し、書いて伝えることの重要性を知り、要約筆記の世界に飛び込んだ。
 会員は伊賀、名張市の60~70代女性6人。多くは要約筆記奉仕員として両市に登録され、手話通訳者と同様、利用無料の福祉サービスとして派遣される。山本さんの勉強会は市の派遣対象外だが、そんな要望にも相談に乗る。「聞こえないことで社会参加に踏み出せない人を後押ししたい」(常木さん)からだ。
 要約筆記のポイントは早く、正しく、読みやすく。話の趣旨を正確につかみ、短く的確な言葉で表し、明瞭な字で書く。実際の内容の6分の1程度にまとめるという。月2回の例会では会員の要約文を批評し合いながら技術向上に努めている。
 要約は理解力や表現力に加え、「担当する人の知識や教養などにも大きく左右される」と常木さんは話す。
 苦い思い出がある。以前、あるミステリー作家の講演会に派遣された際、作家の言葉をメンバーが誤った同音異義語で書いてしまい、来場者アンケートで「要約筆記の用をなしていない」と指摘された。会員が1冊ずつ、その作家の著書を読んだうえで臨んだが、「教養の浅さを思い知らされた」と振り返る。
 自分たちの助力で障害者が社会参加を楽しむ姿は、活動を続ける大きな力になっている。「でも要約筆記が面白くて勉強している。それが人のためになればいいという感じ」と話すのはメンバーの町野和子さん(62)。さらに「友達が聞き逃したと言ったら、ちょっと書いてあげるやん。その延長でやっています」と気負いはない。
 常木さんも条例制定を機に、そんな自然体の支援の広がりを期待する。書いて知らせるという意識が浸透し、若者が携帯メールの画面を使って障害者に教える光景を思う。「要約筆記サービスがなくても成り立つ社会、それが私たちの目標」と言葉に力を込めた。【竹内之浩】=つづく
 ◆要約筆記と手話
 厚生労働省の2006年度の調査によると、聴覚障害者のうち、主に文字(筆談・要約筆記)で意思疎通を図っている人は全体の30.2%で、手話の18.9%を上回った。中途失聴者や難聴の高齢者は手話を覚えるのが難しく、文字に頼る人は多い。要約筆記には手書きのほか、パソコンを使うものもある。
〔伊賀版〕

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