連盟発祥の地ぐんまから
今年の全国ろうあ者大会は群馬県ですが、
その大会で話題になりそうな出来事が…。
群馬県議会が昨日開会され、
その議会に「群馬県手話言語条例案」が上程された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150217-00000064-san-l10
以下、上記URLから全文転載(後日になってリンク切れされるため)。
↓ ↓ ↓
「手話言語条例」制定へ 群馬県議会開会
産経新聞2月17日(火)7時55分配信
県議会定例会が16日開会し、自民党県議ら24人は、
耳の不自由な人が暮らしやすい地域社会の実現を目指す
「県手話言語条例案」を提出した。
県に手話普及のための取り組みを促し、
聴覚障害児が通う学校に手話教育の充実などを求める内容。
可決されれば、都道府県では鳥取、神奈川に次いで3県目となる。
4月1日施行。(浜田慎太郎)
◇
条例案では、制定の目的として、
「ろう者とろう者以外の者が共生し、等しく全ての障害者福祉の向上に
寄与することのできる地域社会を実現すること」と明記。
手話を学習する取り組みを推進する
▽手話を用いた情報発信に努める
▽手話通訳者や指導者の養成・研修に努める-など、
県が手話の普及のために取り組むべき内容を示している。
また、聴覚障害のある子供たちのための「教育環境の整備」も掲げており、
関係学校における教職員の手話技術の向上などを促している。
全日本ろうあ連盟(本部・東京都新宿区)によると、
鳥取や神奈川の条例と比べて、
より“手話教育”に重きを置いた内容になっているという。
本県と手話の関わりは深く、戦後間もない昭和22年5月に、
全国の約200人の聴覚障害者が伊香保温泉に集まり、
手話の普及などを目的とした全日本聾唖(ろうあ)連盟
(現・全日本ろうあ連盟)を発足させた。
同連盟の担当者は
「群馬にこうした条例ができることが非常にうれしい」と話した。
条例案提出にあたり、中沢丈一議員(自民)が提案説明に臨み、
「すでに世界的には、“手話は言語”との認識は当たり前のものになっている。
一生懸命応援したい」などと述べた。
この日の県議会では同条例案のほか、
平成27年度一般会計予算案や、
知事や副知事に退職手当を支給しないための条例改正案など
計111議案が提出された。
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